弥山凌ハーフロックタイム

〜凌の気ままな日常〜

ウイスキーをハーフロックで グラスにウイスキーと水を半々に注ぐ 度数も下がって程よく酔っ払う そんな気分で… いくつになっても夢追い人、演者 弥山凌(ミヤマリョウ)の、取り止めもない、よもやま話を今夜も聞いてもらいましょう。

モーニングコールは、お手柔らかに。

イメージ pixabay


Episode 061

浦東には,日本館に
ホテルオークラの和食レストラン『山里』があり、
浦西には,日本産業館に
キッコーマンの料亭『紫MURASAKI』があった
完全予約制でおまかせコース1種類のみ
コース料金:お一人様 3,000元(4万円)


朝早く携帯電話が鳴った、会社の同僚からだ、営業を担当している
モーニングコールではないよね、
どちらかと言うと仲が悪いし、

またか⁈

2週間前にも事件が起きた
オーダーされた、かなりの量の食材を乗せ忘れ、会社の車を出してもらって、鮮冷の倉庫に行き、食材をかき集め万博会場へ、
一人で大量の荷物を抱えて入場しようとする
案の定、止められた
流石にこの量を入れるのは,問題か⁈
責任者が出てきた
40代の少し太めのお姉さんだ

僕は,拙い中国語で、そして拙い英語で、最後には,拙い日本語で懇願した
「次は,ダメだけど、今回は,入れてあげるわ」
演技力が功を奏したのか、入れてもらえた
これにて、一件落着‼️


はたして、突然のモーニングコールの内容はと言うと
浦東の山里に送るべき冷凍のお魚20kgが、何故か浦西の紫に送られていた

後先のことを考えずに、一人で万博会場へ向かう
紫でお魚を引き取り、踵を返して、
会場内を繋ぐ地下鉄に乗って移動する
20kgのお魚が、とてつもなく重く感じる

気分は,ヤケクソじゃ‼️

浦東の駅で降りて、園内のバスに乗り換え
山里に向かう
着いた頃には,少し解けかかっていた

後日、不始末の一件を謝りに
山里へ、食事に出向いた
会社の金だったが、天ぷら定食4,000円だった


中華人民共和国で開催された世紀の一大イベント上海万博は,
僕にとっては苦労話で終わってしまう

 

2010年05月25日
携帯にモーニングメッセージが、

「あなたにも私達が一緒に過ごした生活をすぐに忘れることが出来るのね、いま付き合ってる彼女がいるって聞いたよ。おめでとう。あなたの幸せを祈ってるよ、本当に最後のさようならだね」 

4年間付き合った元カノYYからだった

to be continued.,..