かけがえのない日々。
Episode 068
2013年の奇跡3
2013年04月25日
自分の中で彼女への気持ちが膨張していく。
一緒にいた日々の記憶を頭の中で反芻する。
幸せだったのか、不幸だったのか。
彼女は何を見ていたのか、何を考えていたのか。
僕は、あまりにも彼女を子供扱いしていなかったか。
彼女は、僕の中で成長し、巣立っていったのではないか。
繰り返すこともない、
今の彼女は、母親として生きている。
破壊する必要もない、
僕は彼女をあの世界から救おうとしたのではないか。
彼女はすでにあの世界から抜け出し、
幸せな家庭生活を送っているんだ
一週間前の木曜日の昼に一緒に食事をした。
2時間近く同じ空間を共有した、至福の時間だった。
言いたいことはたくさんあったが、月並みな話題しか持ち出せなかった。
「好き」とか「愛してる」とか、言えるはずもなく、、、
でも、彼女は理解してる、オレの気持ちを。
2005年11月3日からのドラマチックな日々、かけがえのない日々。
僕は幸せだった、、、
手に入れたいものを手にしていた。
ランチを終えて僕は職場に戻った。
彼女からメッセージが届いた。
「また会える?」
to be continued....